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土佐ジローの血統

 土佐ジローは高知県原産の天然記念物『土佐地鶏』の雄とアメリカ原産の在来種ロードアイランドレッドの雌を交配して生まれた一代雑種です。 

 高知県畜産試験場で飼育している〔種鶏〕の交配によって生産された種卵から孵化したものだけが『土佐ジロー』となります。
※土佐ジロー同士の交配によって生まれたものは『土佐ジロー』ではありません。 土佐ジロー卵から産まれた雛は『土佐ジロー』とは異なるものです。

飼育

飼育の条件(抜粋) 条件1 鶏舎と放飼場の組み合わせによる「放し飼い」 条件2 放飼場は太陽光が差し込むように屋根がなく、下は大地である 条件3 穀物飼料はPHF対応の非遺伝子組替穀物である事 また、緑餌を必ず与える 条件4 雌雄同居飼育である ※PHF・・・収穫後保存の為の農薬を使用していない穀物 育状況 日が暮れると追わなくても自分達で帰って来る鶏舎には採卵箱や段差をつけた止まり木があります 地鶏に近い鶏ですから飛び上るのも得意 大人の背丈程の止まり木も多く見られます 日光は鶏を元気にして卵の栄養価も高めます 又、鶏は土を好んで食べてミネラルや微生物を摂取して体調を整えます 害獣対策のため、放飼場の周りにはトタンや板を張り、害鳥対策にはネットや魚網を利用しています。 ネットにはつる草を這わせているところも多く カボチャ等は緑餌確保と日陰対策の一石二丁? 有精卵を採卵する為に雌25羽に対し、雄1羽が基本比率(※) 土佐地鶏に良く似た一際立派な尾羽を持つのが 土佐ジローの雄鶏です   ※高知県畜産試験場の研究結果より 飼料について 【穀物】 穀物飼料はPHF対応の非遺伝子組替の物を与えています。 また、畜産試験場の指導を仰ぎ、メーカーと共同開発で専用配合飼料『ジロー邑』を作りました。 季節ごとに配合内容を調整しています。 二番米等の地元穀物も利用したり、飼育農家それぞれに工夫し飼育しています。 【緑餌】 園芸王国高知らしくシシトウやピーマン、ブロッコリーなどの下葉も好んで食べます。 野草も大好きですから、春から夏にかけての草刈は緑餌ともなりこれも一石二丁 飼料用にカボチャを栽培保存して通年与えている農家もあります    写真は嶺北地区のシシトウ下葉供与状況

衛生管理

土佐ジローの飼育者は、その大部分が兼業農家です。 自家用に飼育している場合と違い、販売に適する卵の取り扱いについて 様々な指導を行っています。

卵の衛生管理指導について

例えば、大手養鶏場と違い、土佐ジローの飼育は小規模農家で行われる為GPセンターのように自動採卵や自動洗浄は出来ません 1個1個手作業で集卵し、洗卵、選別してパック詰めされています。

導内容の抜粋


①集卵から選別まで   毎日必ず集卵します。特に夏場は可能な限り回数を増やして集卵する   鶏舎の産卵箱以外(放飼場等)に産み落とされた卵は出荷しない      洗卵は流水で手早く洗うか、柔かい布でふき取り、   汚れが残った卵は販売しない    ※この段階でヒビや傷の有無、形のゆがみや卵殻の薄い卵が無いか      どうか一つ一つ丁寧にチェックして除外します。


②保管   出荷まで風通しの良い冷暗所で保管する   冷蔵庫での保管は、出荷時に外気との温度差から「水滴=結露」が発生し   雑菌が繁殖するおそれがある為禁止する     但し、ご家庭に持ち帰られたら冷蔵庫(10℃以下)で保存してください

鶏の健康管理指導

土を食べ、太陽光光を浴びて過ごす『土佐ジロー』は原種に近い元気鶏です。 飼育者は毎日の世話の際に観察を心がけ、怪我や病気等の早期発見に努めます。 土佐ジロー協会の飼育会員は県内5支部に分かれ、それぞれの事務局を県内各地の家畜保健衛生所に置き、飼育指導は元より、病気対策等の衛生指導を受けています。 また、支部会での勉強会に高知県畜産試験場の養鶏担当者が出席して生産者の様々な質問に答えたり、 電話相談にも応じています。 高知県土佐ジロー協会    支部名    管轄  東部支部 高知県中央家畜保健衛生所 田野支所・香長支所  中央支部 高知県中央家畜保健衛生所  嶺北支部 高知県中央家畜保健衛生所 嶺北支所  高幡支部 高知県西部家畜保健衛生所 高南支所  西部支部 高知県西部家畜保健衛生所